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2022年11月22日更新
本講演は、「舞踊における色・音・香」の授業の一環として行います。
通常の教室ですが、可能な範囲で実演も行っていただきます。
*COVID-19 対策のため、参加者は全員マスクを着用します。
参加希望の方は事前にメールにて中村(nakamura.minako@ocha.ac.jp )までご連絡ください。
開催日時 | 2022年12月12日(月)10:40~12:10 |
会場 | お茶の水女子大学 本館 306教室 ※東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」徒歩7分 交通アクセスはこちら |
聴講料 | 無料(要事前申し込み) |
申込方法 | 事前にメールにて中村( nakamura.minako@ocha.ac.jp )までご連絡ください。 |
即興は、時代・地域・ジャンルを問わず広範に実践されている方法です。
即興の一般的な定義には「あらかじめ準備することなくその場で思いのままにつくりだすこと」とあります。
この定義自体はあらゆる即興に適用可能で様々なケースを含みますが、本講演では非即興の音楽に対する即興のダンスというケースにフォーカスしていきたいと思います。
即興ダンスは単なる身体的な反射運動ではありません。どの様な要素が影響していくのか、演奏者側へ及ぼす影響なども踏まえながら、即興表現というものを実演を含め考察していきましょう。
沼田志歩
幼少よりクラシックバレエを山路瑠美子に師事。お茶の水女子大学舞踊教育学コースにてコンテンポラリーダンスを始める。
大学卒業後アムステルダム芸術大学De Theater Schoolのモダンダンスコースに編入、卒業。
卒業後ヨーロッパを拠点に活動し、オランダ・ハーグ現代美術館で奈良美智の個展オープニングで踊る等、色々なジャンルのアーティストとコラボレーションをする。スイスのGisela Rocha Dance Company(2009)に参加し、高く評価される。 Exhale Dance Tribe(アメリカオハイオ州, 2015)にゲストアーティストとして所属。
07年より創作活動を始め、ソロの他、柳本雅寛や梶谷拓郎とのデュエット作品を発表。
International Dance Festival in Taegu('10)、East Dragon('09)、Seoul Art Relay('08)等のフェスティバルに招聘される。第16回東京なかの国際ダンスコンペティション第一位('14)、全国舞踊コンクール創作部門第二位(’14,’16)など受賞。
現在、都立総合芸術高校特別非常勤講師(舞台表現科)
真野謡子
バイオリニスト
山口県出身。オランダ・デンハーグ王立音楽院卒業。Netherlands String Quartet Academy, ロッテルダム音楽院にて、さらに研鑽を積む。
ヴェルビエ音楽祭、ルツェルン音楽祭アカデミー、オードバラ音楽祭、パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)、小澤征爾音楽塾などに参加。
2010年春には、パレスチナにて、バレンボイム=サイード財団の教育プロジェクトに携わる。
スペイン・バレンシア州立歌劇場オーケストラ、新日本フィルハーモニー交響楽団、横浜シンフォニエッタ、Malaysian Philharmonic Orchestra、Singapore Symphony Orchestraのフリーランス奏者として、演奏。
これまでに、光永俊彦、佐久間礼子、Theodora Geraets, Ilona Sie DhianHo, Gordan Nikolicの各氏に師事。室内楽を安永徹、市野あゆみの両氏に師事、研鑽を続けている。
また、Mauricio Fuks, Zakhar Bron, Ana Chumachencoの各氏のマスタークラスを受ける。
現在、欧州、アジア、日本において、ソロ・室内楽・オーケストラで幅広く活動中。
[公式サイト] http://www.yokomano.com/(新しいウインドウが開きます)
お茶の水女子大学文教育学部芸術・表現行動学科舞踊教育学コース 准教授 中村美奈子
nakamura.minako@ocha.ac.jp