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2023年2月22日更新
大学院人間発達科学専攻教育科学領域博士後期課程3年の張慧穎さんが、異文化間教育学会第43回大会優秀発表賞を受賞しました。
この賞は、異文化間教育学の発展を期して、研究者の研究発表を奨励し、研究発表の向上を図ることを目的としたもので、若手研究者を対象とし、当該大会における「個人研究の個人発表」の中から、優秀と評価された発表に与えられるものです。
中国人留学生の留学の成果と満足度の関連要因
-困難への対処方略を中心に-
日本在住の中国人留学生の留学成果とその満足度の関連要因として困難への対処方略に着目した点や、よく練られた研究デザインが高く評価された。従来、留学成果に関する研究は質的調査や単純集計も多いが、本研究は成果の指標をとって可視化をするという量的分析を用いて、その結論から一つのモデルを提示している。主旨から結論に至るまで、必要なステップを踏み、ポイントを抑えて論じられており、研究としての完成度が高いといえる。今後、さらに研究の独創性を高めていくことで、異文化間教育研究での活躍が期待される。
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https://www.intercultural.jp/society/award/presentation/