ページの本文です。
2010年3月12日更新
3月1日、「『理科教育支援者養成事業』成果報告会 科学技術人材の育成を目指して」として、平成19年度から文部科学省 社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラムに採択され実施してきた「理科教育支援者養成事業」の総括として成果報告会を開催しました。
同事業では、東京都北区教育委員会、全国小学校理科研究協議会、日本理科教育振興協会との連携で、放課後の子供たちに理科の楽しさを教える「理科学習アドバイザー」、小学校の先生を助け理科の授業充実を目指す「理科支援員」、そして地域のリーダーとなる「理科支援員コーディネーター」を養成・認定してきました。
今回の成果報告会は二部構成で実施され、第一部では、児童の理科力向上を目指して、現在どのような施策が実施されているのかについて、各界から演者(東京都教育庁 地域教育支援部生涯学習課計画係計画担当 梶野 光信係長、東京都北区教育委員会 伊与部 輝雄教育長、文部科学省 科学技術・学術政策局 基盤政策課 千々岩 良英専門官)が登壇し講演が行われました。さらに「理科学習アドバイザー」、「理科支援員」、「理科支援員コーディネーター」として活躍している元受講生が、理科教育現場における活動状況について報告しました。第二部のパネルディスカッションでは、演者や参加者との意見交換を通じて、今後の理科教育について活発な議論が展開されました。参加者は、理科教育関連機関の担当者や理科支援員、その他理科教育に携わる方々など67名。