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お茶の水女子大学とサントリーが産学連携を通じた持続可能な社会に向けた連携協定を締結

2025年12月17日更新

-ペットボトルの水平リサイクルやサステナビリティ課題の解決に貢献する人材育成を実施-

国立大学法人お茶の水女子大学(所在地:東京都文京区、学長:佐々木泰子、以下「お茶の水女子大学」)とサントリーホールディングス株式会社(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役社長:鳥井信宏、以下「サントリー」)は、産学連携を通じた持続可能な社会の実現に寄与することを目的に、2025年12月17日に連携協定を締結しました。

お茶の水女子大学は、「学ぶ意欲のあるすべての女性にとって、真摯な夢の実現の場として存在する」をミッションに掲げ、総合的な教養と高度な専門性を身につけた女性リーダーの育成を目指しています。2024年4月に「SDGs推進研究所」を設立し、企業や自治体等との連携を通して、附属学校園を含めた全学体制で持続可能な社会への貢献を目指した取組を進めてまいりました。この一環として、今年度からサントリーと連携し、学生が企業の具体的なサステナビリティ活動を学び、資源循環型社会への理解を深める取組を実施しています。
サントリーグループは、自然と水の恵みに生かされる企業として、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命(いのち)の輝き』をめざす。」をパーパスとし、創業以来、持続可能な社会の実現を目指してきました。サステナビリティの取組を推進するためには、地域の皆様、バリューチェーンを構成するさまざまな方々と、従来の枠組みを超えて連携することが必要です。今回のパートナーシップを通じて、サントリーグループが培ってきた事業・サステナビリティ活動における資産・知見を活かし、持続可能な社会の実現に向けて挑戦します。

今回、お茶の水女子大学SDGs推進研究所における取組をきっかけに、持続可能な社会を目指すという想いが一致し、協定締結に至りました。今後、お茶の水女子大学とサントリーは、ペットボトルの「ボトルtoボトル」水平リサイクル*1のほか、サステナビリティ課題の解決に貢献する人材の育成に向けた活動に取り組みます。
*1 使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと。

<今後予定している取り組み>

(1)お茶の水女子大学キャンパスから排出されるペットボトルのリサイクル
お茶の水女子大学のキャンパス内から排出されたペットボトルを回収し、サントリーの飲料用ペットボトル容器として再生・使用することで、「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実現します。

(2)サステナビリティ課題の解決に貢献できる人材の育成
SDGs推進研究所内の学生組織であるOcha-SDGs学生委員会では、飲み終えたペットボトルの資源循環等について関心を寄せ、検討を行ってきました。このような学生の意識・行動を、サントリーとの協働を通じて、SDGs推進研究所が考える「生活者起点の理念」から「実践へ」に昇華させることを目指します。そして、この取組を通じてサステナビリティ課題の解決に貢献できる人材の育成を行います。

<お問い合わせ先>

お茶の水女子大学 広報・ダイバーシティ推進課
TEL:03-5978-5105
E-mail:info@cc.ocha.ac.jp

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